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#1榎本実穂さん(ファッションディレクター)

気になるあの人のMY OUTERSUNSET

#1榎本実穂さん(ファッションディレクター)

2021.04.21

素敵なセンスの持ち主が、OUTERSUNSETの服をどんな風に着こなしているのかをご紹介するテーマ。第1回は、ファッションディレクターの榎本実穂さん。セレクトショップのバイヤーだったという彼女が、ブランドのディレクションを手掛けることになったきっかけや、ご自身のスタイルについて伺いました。

「セレクトショップのバイヤー時代は、買い付けに海外へ行くことも多く、たくさんのインポートブランドを見てきました。バイヤーの前は外資系ファッションブランドのMDとして働いていたので、ずっとファッション業界で仕事をしていて、30歳を超えた頃、次のステージについて考えるように。170㎝と身長が高いこともあって、自分の体型に合う、インポートの丈感やサイズ感、それでいて日本女性に合うパターンやシルエットのものを作りたいと思ったんです。日本のブランドでは、なかなかサイズが見つからなかったので。それで、2014年にエリンを立ち上げました。昨年、エリンのディレクターからは離れ、今はフリーランスの立場に。コロナのこともあって、今の自分を正直に反映した、身の丈に合ったブランドをやりたいと思って、この秋から新しく、初となるデニムブランド『LIVINGTONE(リヴィントーン)』とユニセックスブランド『MIOSMOKEY(ミオズモーキー)』をスタートします」

  • 凛とした佇まいからもにじみ出ているように、ファッションへの向き合い方がとても真摯な榎本さん。ファッション好きになったのは、育った環境が大きかったとか。

    「母も8歳年上の姉もファッションが大好きで、だから遺伝ですかね(笑)。小さい頃からよく古着屋とかに連れて行かれてました。姉の影響もあって、アメカジやトラッドが好きな子でしたね。金ボタンの紺ブレに足元クラークスみたいな(笑)。20代前半はヨーロッパの古着やヴィンテージ。そして仕事を始めてからはハイブランドへの興味も。だから、今でも好きなテイストの幅がとても広いんです。古着やヴィンテージはもちろん、ハイブランドもメンズも好き。アメリカものも、ヨーロッパものも、アジアものも全方位で。今はなかなか行けないですが、ひとり旅が大切なインスピレーション源ということもあって。ヨーロッパは街の雰囲気に心が落ち着くし、アジアの国に行けば、民族衣装などから色使いや色合わせ、コーディネートの新しい発見があります。今またこのミックス感が自分でも好きだな、って思っています。また、最近は新しいものを追うことはなくなって、どちらかと言うと、トレンドよりも気持ちがいい、自分がヘルシーでいられるものを着たいと思うようになりましたね」
  • 榎本さんのオリジナリティのある着こなしのセンスには、ひとくくりにしにくい奥深さが。そのスタイルのベースとなっているものとは?

    「私自身は、気分によって毎日変わる、とってもフレキシブルなスタイルですね。何にも属さない、自由でマイウェイな感じです。ワードローブの幅が広いので、といっても自分の好きな世界観や趣味のものばかりですが、テイストの違うものでも何でも合わせてしまう。その日の気分で主役にするアイテムを決めて、そこからスタイリングをします。だから、特にルールはないですが、“女性らしさ”は欠かさないようにしています。足元は必ずヒール、というように。あと、肌の見せ方とか。あくまで自分が女性としてきれいでいたいと思っているし、そういう着こなしが素敵だなと思うので」